35歳自営業。妊娠してこれからどうするか不安・・・。
もうすぐ臨月になる35歳自営業妊婦のNaomiです。
妊娠が分かって早9か月目。
あっという間にこの時がやってきて、今やっと後期つわりもなくなり思考がポジティブになってきました。
妊娠が分かったときに、一番不安だったのが自営業(店舗持ち)の女性はどう対処したのかということ。
ネットで検索してブログ等を探したのですが、
- 旦那が飲食店経営
- 両親が経営
- 自営業だけど自宅サロン
というパターンしか見つからず私のように
- 自営業で店舗経営
- スタッフを雇っている
という経験者が見つからず不安でした。
そこで、今後の同じような悩みを抱える人のために記録として書き記しておこうと思います。誰かの役に立てたら幸いです。
私の今の状況をまずは説明しますね。
- 店舗経営3年半目
- 家賃11万円ほど
- スタッフ5名
- 営業時間平均、17時~24時
- 月曜日定休日
- 社員で雇えるほど余裕はない
という感じです。
そんな中、出産後の問題点となるのは
- フルタイムで任せれる人がいない
- いつ復帰できるか予測ができない
- 収入が大幅に一時的に減る
- お客様が離れるかもしれない
という点。
妊娠が分かったときは本当にどうしようか悩みました。なんせ、お店を任せる人がいないので100%私がお店を離れるわけにもいかず、だからと言って、丸々数か月お店を占めても家賃はかかるし、もしかしたらお客様が離れるかもしれない。
もんもんとした闇の中、ひたすら考えたりネットで検索したり、起業している人達に相談したりしました。
そして、一番大切なことを忘れていたのです。
それは、「自分は復帰したいのか?したくないのか?」
答えは「Yes!復帰したい!」でした。
3年半続けてきたのにここで辞めたいくないし、家庭以外の居場所をなくしたくなかったので「絶対復帰する」と決めました。
じゃあ、復帰するために何が必要か??
私の場合は
- 復帰するまでのお店の継続
- 家族のサポート
です。
子供が生まれたらどの時間帯を誰が世話をするのか、また、お店は週3日でも営業できるのかなど、復帰後お客様がきちんと戻ってこれるように家庭内もお店もシュミレーションして考えました。
私の場合は、たまたまタイミングよく、パートタイムで入ってくれた人がいるので産休に入るまでにその人を指導し、週3日でお店を任せれるようになるまで育てました。
当初は、完璧に数か月間閉める予定だったので本当に助かりました。
自営業でお店をする限り、家族の協力は欠かせません。主人も仕事をしていますし、どちらかが100%子育てに専念するというわけにもいかないので、「協力」は必然的です。
私はもとから「なんでも自分でしなきゃ!」と思い込んでしまうタイプで、今回の妊娠発覚も、お店をみなきゃ、子育ても頑張らなきゃ!と思い込んでいました。
しかし、両家の親が私の状況を知っているので「手伝うからね」と言ってくれたことで肩の荷が下り、それならお店も継続できるぞ!と自信につながりました。
なんでも初めて経験することは、予測ができません。その分、不安になったり臆病になったりするかもしれませんが、ちょっとわがままを言ったとしても、家族へ協力を仰ぐことがビジネスを継続させる秘訣だと感じました。
妊娠初期のころは、つわりやホルモンバランスの関係で気分が落ち込んだり、体調がすぐれなかったりで、普段はポジティブでも結構ネガティブになっていました。
もちろん、不安が晴れるまでは「どうしよう・・・、どうしよう・・・」と悩む日々。
けど、ある日、ふっと周りを見渡したら自分と似たような状況の人がたくさんいることに気づきました。
同じビルに入っているテナントさんもよく見れば、1歳満たない子を連れて店に立っていましたし、個人経営のカフェやサロンさんでさえ、子を連れてお店を開けている。
もちろん、産まれた当初は閉めていたかもしれませんが、首が座るころにはみなさん仕事に復帰しているんですよね。
で、思いました。
あぁ、自分だけじゃないんだな・・・って。
一番の理想は自分が居なくてもお店が回っていること。
頭ではわかっていてもなんでも自分でやらないと気が進まないワタシは人を育てるということをあまりしませんでした。
というのも、当店は「英会話BAR」でスタッフは外国人。在住期間が決まっている人達ばかりなんです。だから、育てれない・・・。
しかし、今回は妊娠が分かったときに新しく入った外国人の子がこの先数年働ける子だったので、産休に入るまでの半年で仕事を覚えてもらい、任せれるまでになりました。
業種によっては、自分の代わりを育てることが難しいかもしれませんが、それでもサブ的なポジションのスタッフはおいておくべきだと改めて感じます。
自営業の場合は、やはり会社勤めと違ってカバーしてくれる人が少ないため、自分に何か起こったときはどう対処して店を回すべきか考えておくのが問題解決の近道だと思います。
女性の自営業は男性と違って、子供ができると問題がたくさん出てきます。子育ては一時的なものではなく、ある程度大きくなるまで続くので不安も大きいです。
しかし、改めて思ったのは自分がどういう仕事の仕方をしたいか、また子育てをしたいかで家族の協力の仰ぎ方も変わってきますし、仕事の継続の仕方も変わってくると感じました。
まだ経験したことがない部分なので、一様に不安になって行動できないのも困りますので、「なんとなる!」とある程度は思って出産、子育て、仕事の継続を楽しめたらと思います。